シンボルツリーで目隠し|隣家からさりげなく視線を遮る方法

シンボルツリーで目隠し|隣家からさりげなく視線を遮る方法

人の視線が重なる場所は、路面に接した場所だけに限りません。

隣家との接近度が高い住宅地では、プライベート部屋の多い2階の窓から「視線が気になる」という人も多く、シンボルツリーはほどよい目隠しに最適です。

 

しかし、樹木の種類や目隠し範囲、お手入れ方法などを把握しておかないと後悔することもあります。

シンボルツリーの選び方や確認ポイント、注意点などをご紹介しますので、家のシンボルとして長くキープできる樹木を選べるよう参考にしてください。

 

1.シンボルツリーに適した樹木の種類

新築祝いや出産を機に植栽されるケースの多い「シンボルツリー」。

プライバシーを守るのはもちろん、日よけや風よけとしても役立ち、窓辺の景観にも癒し空間が広がります。

 

シンボルツリーに適した樹木には、どんな種類があるのかを把握して、自宅に最適なものを選んでいきましょう。

 

1-1 シマトネリコ

柔らかい印象をもつ枝葉が人気の「シマトネリコ」。

生育スピードは植える部分が狭いほど早く、3~4mまでグングン育ちます。バランスよく育てるには、定期的な剪定も必要になる常緑樹です。

枝葉のボリュームがあり窓辺をほどよく目隠ししてくれるうえ、初夏には白い花を咲かせ、病害虫にも強いとあってシンボルツリーには最適な条件を備えているのが特徴。

外壁がレンガ調、打ちっぱなしなど、硬い印象になりがちな家によく映えます。

ただし、寒さには弱いので東北、北海道では育成が難しいかもしれません。

 

1-2 アオダモ

アオダモは、日向でも日陰でも育成しやすい適応性に優れた落葉中高木です。

枝葉が少ないのが特徴で、剪定の手間がグッと抑えられるのも魅力。

生育スピードも遅いため、シンボルツリーの中でも育てやすく初心者にもぴったりの樹木でしょう。

樹皮のスベスベした質感も良く、春先の白い花や秋の紅葉も見もの。

細く繊細な印象で、おしゃれなシンボルツリーを探している人は、アオダモがイチオシです。

 

1-3 ヒメシャラ

下から上までバランスよく枝葉が広がる「ヒメシャラ」は、家を美しく見せるのにも最適なツバキ科の落葉高木。

耐寒性があるので、寒い気候になるエリアでもシンボルツリーに向いています。

15m前後と十分な高さに成長しますので、2階の目隠しにもおすすめ。しかし植え替えに弱いため、植栽する場所は慎重に選ぶ必要があるでしょう。

自然に美しいスタイルを維持してくれる樹木ですので、剪定が少ない樹木を探している人にも人気です。シャラノキなど似た種類の樹木がありますので、間違えないよう樹木に詳しい業者への問い合わせをおすすめします。

 

1-4 ハナミズキ

ハナミズキは、街路樹としても人気の高い季節感を楽しめる落葉樹の1つです。

育てやすさが抜群なので、一般家庭でシンボルツリーにする人も多い人気の樹木。

白やピンクの花を咲かせるほか、秋には紅葉や赤い実も鑑賞でき、窓辺も華やかになります。お花も楽しみたいという人にはイチオシのシンボルツリーですよ。

 

1-5 ヤマモミジ

気候を問わず植栽できるシンボルツリーを探している人におすすめなのが、「ヤマモミジ」です。

耐寒性、耐暑性に優れているうえ、葉の柔らかさと幹のしなやかさが和風にも洋風にもマッチします。

季節によって葉色の移り変わりも鑑賞できるのが魅力ですが、お手入れが難しく、プロの剪定が必要になります。

 

1-6 カツラ(コウノキ)

カツラは、葉の形状がハート型でかわいいと人気の落葉高木。樹木はまっすぐ育つので、見た目にも整ったバランスの良いシンボルツリーになります。

別名「コウノキ」とも呼ばれており、秋には葉の甘い香りで庭が包まれるのもポイント。

日本にもともとある種類の樹木なので、どのエリアで植栽しても育てやすいタイプです。虫に強く丈夫なうえ、剪定も枝を整える程度でいいから、お手入れも簡単です

 

1-7 ジャックモンティー

「ジャックモンティー」は、高原リゾートを感じさせる美しい白い木肌が特徴です。

1本より複数本連ねて植栽することで、良い雰囲気を演出できます。

新緑や紅葉もきれいですし、高木で葉も多いため、2階部分の目隠しもしっかりできるのが魅力。

生育スピードも速く、シンボルツリーとしても早い段階で活躍してくれますよ。

 

2.植える前に確認するポイント

シンボルツリーが決まったら、植栽の前に確認しておきたい点があります。

1つ目に、植栽する場所の状態を確認すること。樹木はそれぞれ根の張り方が異なるため、樹木に合わせた土の質感が必要になってきます。

2つ目は耐風性があるかどうか。幹に柔軟性があるか、枝葉の量的に風の抵抗を受けやすいかどうか、根が浅くないかなどもチェックが必要です。

3つ目に樹木の生育に適している環境があるかどうか。樹木の特性には、暖かい気候を好むタイプや涼しい気候を好むタイプ、日当たり良好な場所に適したタイプや日陰に適したタイプなどがあります。

 

樹木の見た目が気に入った場合でも、生育環境に合わなければシンボルツリーとして育ちません。植物や樹木に詳しい業者を選んで、お気に入りの樹木が環境に適しているかどうかを確認しておきましょう。

 

3.目隠ししたい範囲を考える

家のどの部分を目隠ししたいかによって、シンボルツリーの高さも選ばなくてはなりません。1階を隠したいのに枝葉が低い位置にない樹木では目隠しになりませんし、2階を目隠ししたいのに高さが出ない樹木では困りますよね。

 

どこからの視線を遮りたいのか、目隠ししたい正確な場所や幅を明確にしておきましょう。雰囲気の良さばかりで選んでしまうと、プライバシーを守る目的を忘れてしまう人もいますので注意してください。

 

4.シンボルツリー植栽の注意点

シンボルツリーを決める前に意識しておきたいのは、成長スピードです。

植えるときの大きさは人と同じ背丈でも、生育スピードが速いと長い期間を設けなくても2階部分まで成長する樹木もあります。

価格が安いからと小さい苗木から購入する人もいますが、大きさのギャップで悩むことがないように初めから成長したものを欲しがる人も多いです。

樹木の平均的な高さや、枝葉の広がり具合を考慮して、植栽する場所を検討しておきましょう。

 

1階部分を隠せる樹木の高さなら、樹木によっても異なりますが1万円から3万円の間で購入できるものが多いです。安価でも育てやすく、見た目のいい樹木もありますので、相談しやすい業者を選ぶことも大切なポイントです。

 

5.お手入れ方法

樹木によっても時期はことなりますが、お手入れには、以下のような方法があります。

 

・剪定

・病虫害駆除

・施肥

・除草

・水やり

・落ち葉の清掃

 

とくに若木は、土にしっかり根づくまでの管理が大切。素人判断で剪定したり、病虫害駆除の薬品を使用すると、シンボルツリーを枯らしてしまう人もいますので、プロに依頼するのが一番いい方法です。

樹木に合ったお手入れ時期を確認して、管理していけるよう余裕をもって育てていきたいものですね。

 

6.まとめ

シンボルツリーで隣家からの視線をさりげなく遮るためには、

 

・必要な高さや幅、家との距離

・枝葉の広がりや量で、目隠し度合いを予測する

・家の雰囲気にマッチするかどうか

・お手入れ方法に無理はないか

・生育環境は合っているか

 

などを事前に確認しておくことが大切です。

目隠しだけにとらわれず、家や土地との相性を見ながら、素敵なシンボルツリーを選んでみてください。

 

 

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