花壇があるなら活用しよう!植栽でおしゃれに目隠しする方法
窓の外に直ぐ花壇が広がっている場合、目隠しするのにどんな方法が最適なのか悩む人も少なくありません。
花壇の幅や奥行によっては、希望する目隠し方法が適さない可能性も出てきます。
しかし、目隠しできるアイテムが設置場所に適しているのかを把握できないと、思い通りの目隠しができず失敗してしまいます。
今回は、花壇を活用した植栽目隠しを中心に、おしゃれな目隠しが叶う方法をご紹介します。設置のポイントや目隠しアイテムごとのメリットデメリットを把握して、外観も室内からも美しい目隠しを叶えてみませんか?
1.花壇を利用した目隠しの種類
窓を開けたらすぐに花壇がある場合、フェンスや柵を立ててしまうと、窓からの光が入りにくくなってしまいます。
花壇を利用して上手に目隠しするには、採光や通気を確保できる目隠し方法を取り入れることが大切です。どのようなアイテムが花壇を利用した目隠しとして合うのでしょうか。
<植栽>
窓から近い花壇の場合、あまり高さがありすぎる樹木や植物を使用すると光が入りにくくなります。
そのため、
・目線の高さがほどよく隠れる程度の高さを選ぶ
・枝葉のほどよい透かしがある樹木を選ぶ
といった点が大切です。
また、壁色とのコントラストが景観を美しくしてくれますので、明るい色合いの植物を取り入れて視線を散らすように心掛けましょう。
おすすめの植栽には、ヤボウシやオリーブ、フェイジョアなどがあります。あえて密集させないことで自然さを演出し、視線を窓辺に向けない方法がおすすめです。
<シェード>
植栽だけでは視線が気になってしまうという場合には、室内外にシェードを取り付ける方法も人気です。
室内用のシェードには、採光しながら目隠しできる生地を使用したものもありますし、室外用では、グリーンやブラウンといった自然色からストライプなどのおしゃれな商品も販売されています。
ただし、花壇が細長く奥行きが狭い場合には、室外用のシェードの設置が難しいこともあります。室外用シェードを使用するならフルカバータイプでなく、窓の半分を覆うハーフサイズを選んで、植物との組合せを楽しんでみましょう。
<グリーンカーテン>
とにかく目隠し効果を高めたい人には、グリーンカーテンが適しています。
奥行の狭い花壇でも、支柱を固定できれば気軽に目隠しできるのが魅力です。
緑だけなら、ゴーヤやアイビーがおすすめ。花や実を楽しみたい人は、アサガオやスズメウリなどもいいでしょう。
生育スピードに勢いがある植物が多いので、花壇と壁が近い場所では、伸びすぎないようこまめな管理が必要です。
2.花壇に近い目隠しのメリットデメリット
花壇が近い目隠しには、
・取り入れる目隠しの種類によって、隠す度合いが調整しやすい
・植栽や花を自然に取り入れることで、視線を窓辺に集めない
・外構をおしゃれに演出できる
といったメリットがあります。
デメリットには、
・高さを揃えすぎたり密集させたりすると圧迫感が出てしまう
・高くなりすぎると採光できなくなる
・ほどよい抜け感がないと通気性が悪くなる
・病害虫対策をしないと、虫が発生しやすい
などがあり、お手入れや剪定による微妙な調整が苦にならないかどうかが、快適性を高めるポイントになるでしょう。
それぞれのメリットデメリットを把握して、上手に目隠しをすることが大切です。
3.植栽目隠しの設置ポイント
細長い花壇に目隠しを設置する際には、路面側へ植栽したものがせり出さないように注意しなければなりません。
植え込み部分に幅がない分、定期的にお手入れをして通行の邪魔にならないようにすることが大切です。
また、狭い場所でもしっかり根を張る植物を選ばないと、暴風などで折れたり倒れたりしてしまいます。
業者では、さまざまな環境の違いに適した植物や樹木を提案してもらえます。
しかし、植物に詳しくないと景観やおしゃれさだけをすすめられ、失敗してしまうケースもあるのです。
花壇には、どんな植物が適しているのか丁寧に説明してくれる植物に詳しい業者を選んで、快適な目隠しを決めていきましょう。
4.植栽目隠しの耐久性と費用相場
植栽する樹木や植物にもよりますが、1本の樹木を植えるのに1~2.5万円程度の費用は見ておいたほうがいいでしょう。
基本的には別途、作業員数×作業料金も必要ですので、まずは業者へ見積りをとって比較してみることをおすすめします。
花壇は、日頃の水やりや防虫対策、定期的な土の入れ替えや肥料などにより、植物の根を伸ばし耐久性を長持ちさせていけるでしょう。
しかし、植物ですからピタッと成長を止めるのは不可能です。お手入れや剪定が大変だなと感じてきた頃には、植え替えできるのも花壇目隠しの魅力ですよ。
5.まとめ
窓辺の細長い花壇に目隠しできる植物を取り入れるなら、
・環境に合った目隠しの種類を選ぶ
・メリットデメリットを理解して目隠しする
・無理せずシェードを組み合わせてみる
ことが大切です。さまざまな方法がありますので、いろいろな目隠しを提案してくれる業者を選んで、1つずつ施工の不安を取り除きながら検討していきましょう。
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